Uさんの家づくり通信 033 基礎はアルキメデスの原理で
2012年 10月 31日
Uさんの現場は2週目にはいった。
まずは仮囲いをつくり、仮設トイレが設置された。
朝早くから日没まで現場は多くの職人さんがひしめいている。
ご存じのように、隅田川と荒川区に挟まれた墨田区は、地盤により慎重な検討が必要となる。
ここでも、いつものように構造設計者に敷地調査の段階から入ってもらい、適切な指示を仰いでいる。
基礎を支えるための、基礎の底より下に設けた部分のことを地業というが、そのための準備段階に入っている。
今回は「アルキメデスの原理」で建物の安定をはかっている。
こういう考え方だ……
敷地は何も手を加えない状態のままで安定している。
そこに建物を載せると、その建物の分だけ重さが地面にかかることになる。
その分だけ土を取り除いて建物を載せたらどうなるか?
敷地の土にかかる重さは以前と同じ状態だから、安定した状態が続く事になる。
よって、建物荷重(建物の重さ)分だけ地下を掘削し空洞とし、その上に建物を載せよういうものなのだ。
そこでけっこうしっかりと地下を掘る事になる。
そのために基礎の地下部分の外側に壁をつくるべくH鋼を地面に打ち込む。
写真のように穴を幾つも掘り、100×100mmで長さ5.5mのH鋼が地面に吸い込まれていく。(つづく)
住まいづくりからリフォームや土地探しまで、お気軽に声をかけてください。
まずは、ホームページをクリック!
あいかわさとう建築設計事務所: http://askdesignoffice.web.fc2.com/index.html
まずは仮囲いをつくり、仮設トイレが設置された。
朝早くから日没まで現場は多くの職人さんがひしめいている。
ご存じのように、隅田川と荒川区に挟まれた墨田区は、地盤により慎重な検討が必要となる。
ここでも、いつものように構造設計者に敷地調査の段階から入ってもらい、適切な指示を仰いでいる。
基礎を支えるための、基礎の底より下に設けた部分のことを地業というが、そのための準備段階に入っている。
今回は「アルキメデスの原理」で建物の安定をはかっている。
こういう考え方だ……
敷地は何も手を加えない状態のままで安定している。
そこに建物を載せると、その建物の分だけ重さが地面にかかることになる。
その分だけ土を取り除いて建物を載せたらどうなるか?
敷地の土にかかる重さは以前と同じ状態だから、安定した状態が続く事になる。
よって、建物荷重(建物の重さ)分だけ地下を掘削し空洞とし、その上に建物を載せよういうものなのだ。
そこでけっこうしっかりと地下を掘る事になる。
そのために基礎の地下部分の外側に壁をつくるべくH鋼を地面に打ち込む。
写真のように穴を幾つも掘り、100×100mmで長さ5.5mのH鋼が地面に吸い込まれていく。(つづく)
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by tsutomsatow100
| 2012-10-31 17:20
| Uさんの家づくり通信
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