日中雑感284 子供の言葉の強度
2012年 06月 15日
昔(僕が子供の時分? 昭和?)は、読書をよくする子か、歳の離れた兄・姉がいる子か、教育熱心か教養高い親に育てられている子ぐらいしか、子供らしからぬ言葉を使ったりしなかったように思う。「輪廻転生」や「世界の滅亡」なんて事を口にする小学低学年は少ないと思いたいし、Eテレの幼児番組だってそんな言葉は出てこない。でも、今の子供たちは趣がいささか違う。ゲーム専用機をはじめとするPCやネットでのゲームの世界が、今の子供たちに与える言葉はかつてのそれとは違う。ゲームのクオリティというかリアリティアップが望まれる中で、さらに影響力を増しているように思える。「N」の文字のリュックを背負った一団が、アメリカ陸軍が実装を想定するような銃器であるレミントンやチェイタックの破壊力を口にし、ゲームの中でそれを手にしたプレーヤーの活躍の話を目を輝かせてしている。子供はそもそも残酷なものだし、そのシーンを見て何か世代論を展開する気もないがあまりうれしい気分ではない。あるいは「闇の世界が……」とか「聖者の祈りが……」なんて口にされるのもなんだかなである。谷根千の路地裏には日々描かれ遊ばれたチョークの落書きが無数に生まれては消えている。チョークで書かれた言葉を拾い読みするとき、驚きを感じたりいたたまれない気持ちになることが少なくない。
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by tsutomsatow100
| 2012-06-15 10:24
| 日中雑感
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